市販薬・健康

解熱鎮痛剤「リングルアイビー」シリーズの違いを比較!効果や成分を解説

リングルアイビーは、頭痛や生理痛などを和らげる解熱鎮痛薬です。ほかの解熱鎮痛剤と大きく違うのは、主成分となる解熱鎮痛成分以外のものが一切含まれていないこと。

そのため、眠くならない解熱鎮痛薬をお探しの方によく選ばれています。しかしリングルアイビーのシリーズはパッケージが似ているため、いまいち違いがわからないと感じてしまう方が多いでしょう。

そこで今回は、リングルアイビーシリーズの成分や効果の違い、選び方を詳しく紹介します。

岡本
岡本
リングルアイビーは即効性や効果の高さが製品によって違います。違いを知って自分の目的に合うものを選びましょう。

リングルアイビーの有効成分の違い

リングルアイビーには3つの種類があります。主成分はどれも同じです。しかし、種類によって配合量が異なります。

リングルアイビーの有効成分

成分名効果配合量(1回量あたり)剤形
イブプロフェン解熱鎮痛効果150mg液体カプセル

リングルアイビーには、主成分のイブプロフェンが1回量あたり150mg配合されています。これは、一般的な解熱鎮痛薬に含まれている量と同じです。

速く溶けて効き目を発揮する、液体カプセルとなっています。

リングルアイビーα200の有効成分

成分名効果配合量(1回量あたり)剤形
イブプロフェン解熱鎮痛効果200mg液体カプセル

リングルアイビ-αには、イブプロフェンが200mg配合されています。これは一回量あたりに配合できる最大の量です。そのため、高い解熱鎮痛効果が期待できます。

また溶けるのが速い液体カプセルになっていることも特徴です。

リングルアイビー錠α200の有効成分

成分名効果配合量(1回量あたり)剤形
イブプロフェン解熱鎮痛効果200mg錠剤

リングルアイビー錠α200は、リングルアイビーα200と同様に主成分のイブプロフェンが最大量の200mg配合されている製品です。そのため、高い解熱鎮痛効果が期待できます。

ほかのリングルアイビーと違うのは、カプセルではなく錠剤になっているところ。リングルアイビーシリーズで唯一の錠剤タイプです。

有効成分の違いまとめ

商品名 リングルアイビー リングルアイビーα200 リングルアイビー錠α200
成分名 イブプロフェン イブプロフェン イブプロフェン
成分量(1回あたり) 150mg 200mg 200mg
剤形 液体カプセル 液体カプセル 錠剤

リングルアイビーの効能効果の違い

リングルアイビーのシリーズに配合されている成分はどれも同じため、効能効果もすべて同じです。

リングルアイビーの効能効果

効能効果

①頭痛、肩こり痛、月経痛(生理痛)、腰痛、関節痛、神経痛、筋肉痛、咽喉痛、歯痛、抜歯後の疼痛、打撲痛、ねんざ痛、骨折痛、外傷痛、耳痛の鎮痛
②悪寒、発熱時の解熱

リングルアイビー、リングルアイビーα200、リングルアイビー錠α200の効能効果はどれも上記のようになっています。

パッケージに「頭痛、生理痛」などと書いてあるのでこれらにしか効かないようなイメージをもってしまいますが、一般的な痛みや発熱には対応できるようになっているので安心してください。

発熱に効くのはリングルアイビー錠α200だけ?


参考:製品ラインナップ | つらい生理痛・頭痛に速く効く医薬品リングルアイビー | 佐藤製薬株式会社

リングルアイビーのパッケージをよく見てみると、記載されている症状が違うことに気がつきます。リングルアイビーとリングルアイビーα200には「頭痛と生理痛」と書かれていますが、リングルアイビー錠α200には「発熱、生理痛、頭痛」と書かれているのです。

パッケージだけを見ると、リングルアイビーとリングルアイビーα200は発熱には効かないようなイメージをもってしまいますよね。

しかし、リングルアイビーシリーズの効能効果はどれも同じです。パッケージの記載が違う理由はわかりませんが、どれも発熱に有効なので「発熱に効くのはリングルアイビー錠α200だけか…」とならないように注意してください

リングルアイビーの選び方

では、どのようにして3種類あるリングルアイビーの中から自分に合うものを選べばよいのでしょうか。

初めて解熱鎮痛薬を使う方

初めて解熱鎮痛薬を使うのでしたら、リングルアイビーを選ぶとよいでしょう。リングルアイビーには、主成分のイブプロフェンが150mgと一般的な量が配合されています。

もしリングルアイビーでは痛みが取れなかったり熱が下がらなかったりする場合は、イブプロフェンが200mg配合されているリングルアイビーα200やリングルアイビー錠α200などを選んでみてください。

岡本
岡本
イブプロフェンの量が多くなるとそれだけ効果も高くなりますが、人によっては胃のむかつきや吐き気など副作用が出てしまうことがあります。最初は様子見のためにも配合量が少ないものから試すのがおすすめです。

即効性を求めている方

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できるだけ早く症状を抑えたい方は、液体カプセルタイプになっているリングルアイビーやリングルアイビーα200を選びましょう。速く溶けて吸収されるようになっているので、錠剤タイプよりも即効性が期待できます。

岡本
岡本
液体カプセルのほうが錠剤よりも速く吸収されるため、効果が出る時間も速くなります。しかし錠剤であっても、通常は15分から30分ほどで効き始めるので劇的に速く効くというわけではありません。

効果が高いものがよい方

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効果の高さを優先したいと考えている方は、イブプロフェンが200mg配合されているリングルアイビーα200か、リングルアイビー錠α200をえ選びましょう。

一回量あたり最大量にあたる量が配合されているので、高い解熱鎮痛効果が期待できます。リングルアイビーα200は液体カプセル、リングルアイビー錠α200は錠剤となっていますが、剤形が異なるだけで効果に違いはありあせん。

岡本
岡本
リングルアイビーα200とリングルアイビー錠α200とで迷った際は、飲みやすいほうを選んでもらえたらOKです。

効果の高さを優先したい方向きの解熱鎮痛薬

リングルアイビーα200とリングルアイビー錠α200にはイブプロフェンが最大量となる200mg配合されています。イブプロフェンを主成分とする解熱鎮痛薬のなかでは効果が高いものになりますが、「もっと効き目が高いものが欲しい」と考えている方もいるでしょう。

そのような方はロキソニンを検討してみてください。

ロキソニンの主成分であるロキソプロフェンは、一般にイブプロフェンよりも解熱鎮痛効果が高いといわれています。

岡本
岡本
ただしロキソニンは、第一類医薬品なので薬剤師からの説明を受けないと購入できません。

まとめ

リングルアイビーには3種類ありますが、主成分はどれも同じイブプロフェンです。種類によって配合量や剤形が違います。以下を参考に自分に合うものを選んでみてください。

より高い効果を求めている方は、イブプロフェンよりも効果が高いロキソプロフェンが配合されたロキソニンも検討してみてください。

岡本
岡本
リングルアイビーは眠くなる成分やカフェインが入っていないため、非常に使いやすい解熱鎮痛薬です。この記事を参考に、ピッタリの製品を見つけてくださいね。
ABOUT ME
岡本
元大手ドラッグストアのOTC専門薬剤師。日本でトップレベルの売上げと来客数を誇る繁忙店で経験を積みました。市販薬の正しい知識について発信中。現在は「マリモドラッグ」を含め大手WEBメディアで医療記事を執筆しています。