市販薬・健康

【違いが分かる!】市販のロキソニン3種類を徹底比較!その違いとは?

市販でロキソニンが発売された当初は、ロキソニンSという青い箱に入った商品1つのみでした。しかし、現在はさらに種類が増え、ロキソニンSプラス、ロキソニンSプレミアムもラインナップに追加。全部で3種類もあります。

正直、3種類もあると「これって何が違うの?」という声が頻繁に聞こえてきます。パッケージを見ても箱の色くらいしか、ぱっと見では分かりません。そこで、ここでは3種類のロキソニンの違いを徹底的に解説。

これであなたも、迷いなくロキソニンを選ぶことができるようになりますよ。

市販のロキソニンの簡単な違い

あれこれと成分を説明する前に、始めにそれぞれのロキソニンの違いを簡単に比較したものを載せておきます。これで、だいたいの違いは掴めるでしょう。

ロキソニンS ロキソニンSプラス ロキソニンSプレミアム
1箱あたりの値段 約700円 約750円 約1200円
1回あたりの値段 約60円 約63円 約100円
胃を守る成分 ×
眠くなる成分 × ×
カフェイン × ×

ロキソニンSに胃薬の成分が入ったものが、ロキソニンSプラス、さらに鎮痛効果を高める成分(眠くなる成分とカフェイン)が加わったものがロキソニンSプレミアムです。いろいろと成分が入っているので、ロキソニンSプレミアムは他のものと比べるとお値段が倍くらいします。

では、それぞれのロキソニンの違いについてもう少し詳しく見ていきましょう。

ロキソニンシリーズの基本情報

ロキソニンS、ロキソニンSプラス、ロキソニンSプレミアムの3つの商品すべてに共通することがあります。それは効能効果です。

効能効果
  • 頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
  • 悪寒・発熱時の解熱

 

良くある勘違いなのですが、「ピンクのロキソニンは生理痛専用」と思われている方が非常に多いです。確かにピンク色のパッケージの解熱鎮痛剤には生理痛に悩まれている方をターゲットとした商品が多いのは事実です。しかし、だからといってピンクのロキソニンが生理痛だなんて、そんなことは一切ありません。

ロキソニンSもロキソニンSプラスも、ロキソニンSプレミアムも効能効果は全く同じですので、まずはこのことを頭に入れておきましょう。

ロキソニンSの成分と特徴

ではまず、最もポピュラーとも言えるロキソニンSの成分や特徴を詳しく見ていきましょう。

ロキソニンSの成分(1錠中)

ロキソプロフェンナトリウム水和物・・・68.1mg(無水物として60mg)

 

ロキソニンSの特徴

ロキソニンSは、初めて市販されたロキソニンで、3種類あるシリーズの中でも最も普通で何の変哲もないタイプのものです。成分を見てもらうと分かるようにロキソプロフェンナトリウム水和物以外の成分は一切、含まれていません。

ロキソプロフェンナトリウム水和物とは、ロキソニンの主成分の解熱鎮痛成分ですね。プロスタグランジンという痛みを引き起こす原因となる物質が合成されるのを抑える働きを持っているため、痛みを抑えることができます。

これは病院で貰える医療用のロキソニンと全く同じ処方。いつも病院で貰っているロキソニンと同じものが欲しいという方は、市販ではこのロキソニンSを選びましょう。

ロキソニンSプラスの成分と特徴

次に、ロキソニンSプラスの特徴を見ていきます。ロキソニンSプラスは、ピンク色の箱が目印の商品。先ほども言いましたが、ピンク色だからといって生理痛専用のお薬というわけではなく、歯痛や腰痛、頭痛など幅広く使えます。

ロキソニンSプラスの成分(1錠中)

  • ロキソプロフェンナトリウム水和物・・・68.1mg(無水物として60mg)
  • 酸化マグネシウム・・・33.3mg

 

ロキソニンSプラスの特徴

ロキソニンSプラスは、ロキソニンSに酸化マグネシウムが加えられたお薬です。

酸化マグネシウムとは

胃酸を中和する働きを持っている成分。

ロキソニンによる胃腸障害を軽減するために加えられています。

ロキソニンをはじめ、多くの解熱鎮痛剤は副作用として胃に負担をかけることが知られています。ロキソニンを食後に飲んでくださいね、と言われるのはこの副作用を軽減するためです。

副作用の胃腸障害を少しでも軽減するために作られたのがこのロキソニンSプラス。胃酸を中和する酸化マグネシウムことで、胃に優しい処方となっています。

つまり、胃への優しさは
ロキソニンS<ロキソニンSプラス

ということになりますね。

ロキソニンSプレミアムの成分と特徴

最後に、市販のロキソニンの中では最もお値段が高く、また、最も効き目の強いロキソニンSプレミアムについて詳しく見てみましょう。

ロキソニンSプレミアムの成分(2錠中)

  • ロキソプロフェンナトリウム水和物・・・68.1mg(無水物として60mg)
  • アリルイソプロピルアセチル尿素・・・60mg
  • 無水カフェイン・・・50mg
  • メタケイ酸アルミン酸マグネシウム・・・100mg

ロキソニンSプレミアムの特徴

ロキソニンSプレミアムはロキソニンSにアリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェイン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムを加えたもの。

アリルイソプロピルアセチル尿素 ロキソニンの鎮痛効果を高めるための成分。眠くなることがある。
無水カフェイン ロキソニンの鎮痛効果を高めるための成分。
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 胃酸を中和し、胃の粘膜を保護することで、胃の負担を減らす。

簡単にロキソニンSとの違いを言ってしまえば、鎮痛成分しか入っていないロキソニンSに、もっと効き目を良くする成分と、胃を守る成分が加わったということです。

それぞれのロキソニンはどのような人にオススメ?

最後に、それぞれのロキソニンがどのような人に向いているのかを簡単にご説明していきます。成分の違いを見てもいまいち違いが分からないという方は、これを参考にすると、自分い合うものを見つけられるでしょう。

ロキソニンSがおすすめな人

ロキソニンSは、最も基本的な処方のもの。鎮痛成分以外の成分は何も含んでいないシンプルな処方です。そのため、以下のような人におすすめです。

  • 病院と全く同じ成分のロキソニンが欲しい人
  • 眠くなる成分を含んでいないものが欲しい人
  • カフェインが入っていないものが欲しい人

ロキソニンSプラスがおすすめな人

ロキソニンSプラスは、ロキソニンSに胃薬の成分が入ったものでしたね。そのため、以下のような人におすすめです。

  • 胃の調子が気になる方
  • 眠くなる成分を含んでいないものが欲しい人
  • カフェインが入っていないものが欲しい人

ロキソニンSプレミアムがおすすめな人

ロキソニンSプレミアムは、鎮痛成分の他に、鎮痛効果を高める成分が2種類と、胃を守る成分が1種類配合されています。鎮痛効果を高める成分のうち1種類は眠気を催すこともある成分です。そのため、以下のような人におすすめ。

  • とにかく効き目の強いものが欲しい人
  • 眠くなっても大丈夫な人
  • カフェインに対してアレルギーや過敏症のない人

まとめ

ロキソニンが市販に3種類もあることから、いまいち違いが分からないという人が続出しているのが現状。どれを買ったら良いのか迷っている方は非常に多いのです。しかし、特徴をつかんでしまえば、違いに迷うことはありません。

最も普通のものがロキソニンS、胃薬の成分が加わったものがロキソニンSプラス、胃薬成分と鎮痛効果を高める成分が入ったものがロキソニンSプレミアムです。

病院のロキソニンを使って、何も特に気になることがなかったのであれば、普通のロキソニンSを使って問題ありません。胃の調子や、効果について気になる方はロキソニンSプラスやロキソニンSプレミアムも視野に入れてみましょう。