市販薬・健康

ニキビ用の市販薬のオススメは?人気ランキング10選!【塗り薬編】

一度できるとなかなか治らないニキビ。プツプツっとしたものから、膿がパンパンにたまって腫れ上がったものまで形状はさまざま。

「顔中にニキビができて人目が気になる」

「どんなにお化粧をしても肌がきれいにならない」

ニキビがあるだけで気分は下がりがちですよね。肌がつるっとしていたらどれだけ幸せか…とついつい思ってしまいます。

そこでここでは、ニキビにオススメの市販薬をご紹介。今回は塗り薬を中心にお届けしていきます。病院に行く時間のない方、できるだけ市販薬で治したい方はぜひチェックを。

ニキビに悩まれている数々の方の相談に乗ってきたドラッグストア勤務経験のある薬剤師が、オススメのニキビ用の市販薬をランキング形式でご紹介します。

病院だとニキビにはどんなお薬が使われる?

ニキビが気になって病院に行くこともありますよね。病院ではどのようなお薬が貰えるのでしょうか。病院でニキビに処方されるお薬は主に以下のものです。

ディフェリンゲル

・成分名 アダパレン

ディフェリンゲルの主成分はアダパレンというビタミンAと似たような働きをする成分です。毛穴のつまりを解消したり、余計な角質を剥離させたりすることで、ニキビの悪化を防ぎます。

市販薬にアダパレンが含まれているものはありません。似たような成分をお探しの方は角質を柔らかくするイオウやサリチル酸が配合されているものを選ぶとよいでしょう。

ダラシンTゲル

(画像参考:QLife

・成分名 クリンダマイシン

クリンダマイシンはアクネ菌などの菌に対して殺菌作用を持つお薬です。アクネ菌の増殖を抑えることでニキビを治療していきます。

クリンダマイシンもまったく同じ成分は市販薬にはありません。市販薬に含まれている殺菌成分としてはイソプロピルメチルフェノールが主流です。

 

ニキビ用の市販薬の選び方

ニキビ用の市販薬ってびっくりするくらい種類が多いですよね。いざお薬を買おうとドラッグストアに足を運んでも、どれを買ったらいいのかわからなくなってしまいます。

そこでここでは、ニキビ用の市販薬を選ぶコツをまずはお伝えしていきます。

背中ニキビの市販薬をお探しの方

背中は手がなかなか届かずにお薬が塗りにくいですよね。そこでオススメなのがスプレータイプのお薬です。シュっと一吹きするだけでお薬が広範囲に広がるので手が届かないところにもお薬をしっかり塗れます。

背中ニキビは顔にできるニキビと違って、アクネ菌だけでなく真菌が原因となってできていることが多いです。ニキビのお薬を塗ってもあまりよくならずにお悩みの方は、抗真菌剤と抗菌剤の入ったボディーソープを使うと改善しやすいですよ。

ニキビの治療をしながら目立たなくしたい方

赤くなったニキビを目立たないように隠したい、とお考えの方にはお薬に色がついたものがオススメです。お薬が肌色に色がついているので、ニキビの治療をしながら目立たないように隠すこともできます。

お薬でニキビをカバーできるのは嬉しいですね。

今までにニキビのお薬で肌がガサガサになってしまった方

実これ、私も経験があるのですがニキビのお薬って、ものによっては肌がガッサガサになってしまうものもあるんですね。

せっかくニキビが落ち着いたのに肌がガサガサで化粧が乗らない、見た目がボロボロなんて経験、あなたもありませんか?

肌がガサガサになってしまう原因はニキビのお薬に含まれているイオウが原因。イオウはニキビへの治療効果は高いのですが、どうしても肌に負担をかけてしまいます。

ガサガサ肌にはなりたくない!という方はイオウが入っていないものを選びましょう。

ニキビ用の市販薬オススメランキング10選!

それでは、薬剤師が選ぶオススメのニキビの市販薬をご紹介していきましょう。もちろん、ただランキングを紹介するだけでなくお薬の特徴も一つひとつ解説していきます。

「どのお薬を選んだらいいのかわからない」という方はぜひこれを参考に選んでみてください。

薬剤師がドラッグストアでどんなお薬を勧めるのか、どんな説明をしているのかもわかりますよ。

▶10位 ライオン ペアアクネリキッド治療薬

〈配合成分〉
・サリチル酸(角質軟化、殺菌作用)
・イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)
・アラントイン(抗炎症作用)

〈特徴〉
ニキビ用のお薬といえばクリームタイプのものが多いですが、こちらはちょっと変わっていて液体のタイプ。洗顔後、化粧水の前にニキビが気になるところに使います。

サリチル酸は角質を柔らかくし、殺菌効果を持つ成分。イソプロピルメチルフェノールも殺菌成分ですね。ニキビの市販薬にはよく入っています。アラントインは炎症を抑える成分です。

▶9位 エスエス製薬 アンナザルベ・エース

〈配合成分〉
・イオウ(角質軟化、殺菌作用)
・レゾルシン(殺菌作用)
・グリチルレチン酸(抗炎症作用)

〈特徴〉
近頃ジワジワと人気が上昇してきているアンナザルベ・エース。指名買いされる方が増えています。お値段が安いのに殺菌成分と抗炎症成分の両方が入っていることがポイントです。

イオウはニキビにはとても相性のよい成分です。角質を柔らかくして殺菌までしてくれる優れもの。ただし塗ったところが乾燥しやすくなるので、顔全体に塗らずにニキビのあるところにピンポイントで塗りましょう。

炎症を抑えるグリチルレチン酸も含まれているので赤みが強いニキビにも効果的です。

▶8位 資生堂薬品 イハダ アクネキュアクリーム

〈配合成分〉
・イブプロフェンピコノール(抗炎症作用)
・イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)

〈特徴〉
イハダのシリーズも少しずつ知名度が上がってきていますね。炎症を抑えるイブプロフェンピコノールと、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールを配合したお薬です。

油分も最小限に抑えられていおり、さっぱりとした塗り心地で肌に負担をかけません。ベタつかないのでお薬を塗った上からメイクをすることも可能です。

▶7位 明治薬品 クレアラシル ニキビ治療薬クリーム肌色タイプ

〈配合成分〉
・イオウ(角質軟化、殺菌作用)
・レゾルシン(殺菌作用)
・グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症作用)
・トコフェロール酢酸エステル(血行促進)

〈特徴〉
お薬でニキビの治療をしながらニキビの赤みも目立たないように隠したい方へオススメです。コンシーラーを塗ったときのようにガッツリと隠してくれるわけではありませんが、少し目立たなくしてくれます。

イオウで肌が乾燥しやすい方には向きませんが、殺菌成分、抗炎症成分に加え、血行を良くして皮膚の代謝をよくしてくれるトコフェロール酢酸エステルと充実した成分が配合されています。

▶6位 ロート製薬 アクネス25 メディカルミスト

〈配合成分〉
・イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)
・アラントイン(抗炎症作用)
・サリチル酸(角質軟化、殺菌作用)

〈特徴〉
今回のランキングでは初登場のミストタイプのニキビ治療薬です。背中ニキビが気になる方は塗り薬よりもこういったミストタイプの方が背中全体にお薬を塗れるのでオススメ。

サリチル酸が角質を柔らかくし、殺菌成分と抗炎症成分によってニキビの悪化を防いでくれます。さっぱりした使い心地なので、スプレーしてすぐ服を着てもベタベタ感が気になりません。

▶5位 ゼリア新薬 アポスティークリーム

〈配合成分〉
・イブプロフェンピコノール(抗炎症作用)
・イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)
・ビタミンE酢酸エステル(血行促進)

〈特徴〉
抗炎症成分に殺菌成分も入っているので、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌しながら赤く炎症を起こしている部分も抑えてくれます。

血行を促進するビタミンE酢酸エステルも配合されているので、肌の新陳代謝も促進してくれますよ。

▶4位 小林製薬 セナキュア

〈配合成分〉
・サリチル酸(角質軟化、殺菌作用)
・エタノール(殺菌作用)
・アラントイン(組織修復)

〈特徴〉
セナキュアは、サリチル酸が角質を柔らかくして殺菌していくスプレータイプのお薬です。アラントインが配合されているので、ニキビや吹き出物による赤みを抑え、皮膚を健康な状態へと導いていきます。

セナキュアは容器を逆さにしても噴射されるように工夫して設計されています。そのため、背中でもストレスなくスプレーできますよ。

しかもワンプッシュで広範囲に広がるので塗布も簡単です。

アクネス25 メディカルミストとは何が違うの?

スプレータイプのお薬として、6位のところでアクネス25 メディカルミストも紹介しましたね。違いは殺菌成分としてイソプロピルメチルフェノールを使っているのか、エタノールを使っているのかという点です。

背中ニキビはアクネ菌や真菌が原因で起こるのですが、エタノールの方がそれらの病原菌への殺菌効果は高いです。

そのためセナキュアの方がニキビの治療効果が高いといえます。

▶3位 ライオン ペアアクネクリームW

〈配合成分〉
・イブプロフェンピコノール(抗炎症作用)
・イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)

〈特徴〉
ペアアクネクリームはニキビ用の治療薬としてとても人気が高いです。抗炎症成分と殺菌成分というニキビ薬の王道とも言える処方でしっかり治療していきます。塗り心地もサラっとしていてベタつきません。

もしもこのランキングがオススメランキングではなく人気のニキビ薬ランキングでしたら、間違いなくこのペアアクネクリームが1位にランクインしていたでしょう。

それくらい人気のニキビ治療薬です。

ですが今回はあくまでも薬剤師がオススメのお薬ランキングということで、順位は3位にさせていただきました。

▶2位 ロート製薬 アクネス25 メディカルクリーム

〈配合成分〉
・イブプロフェンピコノール(抗炎症作用)
・イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)

〈特徴〉
アクネス25 メディカルクリームも抗炎症成分と殺菌成分を配合したニキビ薬ですね。

「あれ?ついさっき紹介したペアアクネクリームと同じ成分じゃない?」と思われた方、その通りです。成分はまったく同じです。

ではなぜアクネス25 メディカルクリームの方が順位が高いのでしょうか。それは配合されている成分の濃度にあります。

ペアアクネクリーム
・イブプロフェンピコノール 3.0%
イソプロピルメチルフェノール 0.3%

アクネス25 メディカルクリーム
・イブプロフェンピコノール 3.0%
イソプロピルメチルフェノール 1.0%

殺菌成分であるイソプロピルメチルフェノールの濃度に注目してください。ペアアクネクリームには0.3%しか含まれていませんが、アクネス25 メディカルクリームには1.0%も含まれています。

ちなみに8位で紹介したイハダ アクネキュアクリームもペアアクネクリームとまったく同じ内容の処方です。

細かい数字ではありますが、濃度差は3倍以上。それだけニキビに対する効果も変わります。

ペアアクネクリームとアクネス25 メディカルクリーム、パッと見は同じに見えますが細かいところまで見てみるとアクネス25 メディカルクリームの方が効果が高いといえます。

▶1位 資生堂薬品 ピンプリットN

〈配合成分〉
・イオウ(角質軟化、殺菌作用)
・レゾルシン(殺菌作用)
・酸化亜鉛(患部を乾燥させる作用)
・グリチルレチン酸(抗炎症作用)

〈特徴〉
ニキビにオススメの治療薬、第1位は資生堂薬品から販売されているピンプリットN。ドラッグストアで10年以上勤めているベテランの薬剤師もオススメするお薬です。

肌色のクリームで、患部を目立たなくしてくれる働きがある他、ほかのニキビ治療薬には入っていない酸化亜鉛が配合されていることが注目ポイント。酸化亜鉛は患部のジュクジュクを吸い取って乾燥させてくれる役割を持っている成分です。

ニキビが悪化してくると赤みを帯びて中に皮脂がたまったり、膿んだようになったりましますよね。そういったところにまで働いてジュクジュクを取り除いてくれます。

イオウが角質を軟らかくしレゾルシンとイオウとでアクネ菌を殺菌、酸化亜鉛がジュクジュクを取り除いてグリチルレチン酸が赤く炎症を起こしているところを抑えてくれる処方になっています。

ドラッグストアでいろいろなニキビ治療薬を見てきましたが、ピンプリットNに勝るものは他に見たことがありません

イオウって肌が乾燥するんじゃないの?と疑問になる方もいるでしょう。たしかにイオウは肌を乾燥させやすいです。しかしピンプリットNには、肌の乾燥を防ぐために湿潤剤として濃グリセリンが配合されています。

そのため他のイオウ配合のニキビ治療薬よりも肌が乾燥しにくくなっているのです。

 

ピンプリットNと似ている商品に普通のピンプリットという商品もあります。こちらはクリームの色が無色で、ジュクジュクに効く酸化亜鉛が配合されていません。

似ていますが効果が異なるのでご注意。

 

まとめ

ニキビ用の治療薬ってめちゃくちゃ種類がいっぱいあります。こんなに種類があるのにどれにしようかすぐに選べる方はあまりいません。

どれにしようか迷っている方は以下を参考にしてみてください。

▶背中ニキビを治したい方にはセナキュア

▶肌を乾燥させずに優しく治療をしていきたい方にはアクネス25 メディカルクリーム

▶高い効果が期待できるニキビ治療薬が欲しい方にはピンプリットN

自分に合うお薬は見つかりましたか?ぜひ参考にお薬を選んでみてください。