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日焼け止めのおすすめはコレ!元ドラッグストア店員が選び方を伝授!

紫外線はシミやソバカスの原因となるだけでなく、肌の水分量を低下させて乾燥を招きます。そのため紫外線は肌の老化を進める大きな原因に。

紫外線は日差しの強い夏だけでなく年中降り注いでいるので、ぜひ日頃からケアしていきたいですよね。

「でも日焼け止めってどれを選んだらいいの?」
「とりあえず有名所を買っておけばOK?」
「人気の日焼け止めなら間違いないでしょ」

と、みなさん意外とあまり気にせず買われている様子が散見されます。そこで今回は、元ドラッグストア店員が、パターン別に日焼け止めの選び方を解説していきます!

これできっとお気に入りの日焼け止めが見つかるはずです。

まりも薬剤師
まりも薬剤師
ドラッグストアで4年間働いていた私が、パターンごとにわけておすすめの日焼け止めをご紹介していきます。

Contents

日焼け止めを成分から選ぶ

私がドラッグストアで働いていたときによく聞かれたのが「どれがお肌に優しいですか?」という質問。

敏感肌の方やお子さんに使う日焼け止めを探されている方は、やはり日焼け止めの“優しさ”を気にする傾向がありました。

優しい日焼け止めなら「ノンケミカル」?

日焼け止めの成分には大きく2種類あります。

  1. 紫外線吸収
  2. 紫外線散乱

一般に紫外線吸収剤を含んでいないものを「ノンケミカル」の日焼け止めと呼ぶのが特徴です。

「紫外線吸収剤は肌に悪い」という話をなんとなく耳にしたことがある方も多いでしょう。

なぜ紫外線吸収剤が肌に悪いと言われているのかというと・・・

紫外線散乱剤はこんなふうにバチコーンと肌の表面で紫外線を跳ね返すことで紫外線が肌に到達するのを防いでいるのに対し、

紫外線吸収剤は化学の力で紫外線をエネルギーに変化させて、紫外線による肌の影響を防いでいるからです。

この説明だけ見ると、

「化学変化が肌の上で起こるなんて、肌に悪そう」
「肌に紫外線が吸収されそう」

というイメージを持ってしまいがち。だから紫外線吸収剤=肌に悪いというイメージが広まってしまったんですね。

ですが実際は化学変化が起こることで肌に害があるとか、肌へ紫外線が吸収されるとかは起こりません。

ではなぜ紫外線散乱剤を使った日焼け止めの方が肌によいと言われているのでしょうか。

それは、

  • 紫外線散乱剤の日焼け止めは落としやすい
  • 化学合成されていない成分を使っている

からです。

紫外線吸収剤を使った日焼け止めは紫外線散乱剤のものより汗や皮脂に強いので、お風呂で落とそうと思ってもなかなか落ちにくいことがあるんですね。

肌が弱い方だとゴシゴシ肌をこすって落とすことで、肌に負担をかけてしまいます。

まりも薬剤師
まりも薬剤師
紫外線散乱剤の方が肌に優しいものの、汗や皮脂で落ちやすいので日焼け止めの持続効果は紫外線吸収剤使用のものと比べると弱めです。

また紫外線散乱剤は酸化チタンや酸化亜鉛といった化学合成で作られたものではない成分が一般的。

だから紫外線散乱剤の方が肌に優しいと言われているんですね。ということで肌への優しさが気になるなら紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤のものが一般におすすめとされています。

余談ですが酸化チタンは白色の着色料としても使われています。エムアンドエムズのチョコに印字されている「m」マークも実は酸化チタンなんです。

 

紫外線吸収剤を使っていないほとんどの日焼け止めは、「紫外線吸収剤不使用」、「ノンケミカル」とパッケージに記載されているのでそちらを目印に購入されてくださいね。

ノンケミカル=安全!ではない

日焼け止めのパッケージにノンケミカルの記載があるからといって、化学成分が一切入っていないわけではありません。

ノンケミカルはあくまで紫外線吸収剤を使っていませんよ!という意味。

だから人によっては紫外線散乱剤を使った日焼け止めでも肌に合わないことがあります。

一般にお肌に優しいと言われているのは紫外線散乱剤を使ったものだけど、人によっては合わないというのはぜひ覚えておいてくださいね。

日焼け止めを使い心地で選ぶ

日焼け止めって商品によってまったく使い心地が違いますよね。

  • サラサラしているもの
  • すーっと馴染むもの
  • しっかり肌を守ってくれている感のあるもの

人によって好みはまちまち。ちなみに私はすーっと馴染む系の日焼け止めが好きです。

合わない使い心地の日焼け止めを選んでしまうと、肌に違和感があってストレスに感じることもあるでしょう。

そこで!私が使ったことのある日焼け止め限定になりますが、それぞれどのような使い心地なのかサラサラ度や肌への馴染みやすさなどを五段階評価でご紹介していきます。

※あくまで私の感想ですので、参考までにご覧ください。

まりも薬剤師
まりも薬剤師
ちなみに私は学生のころにテニスをやっていたので、かなりの種類の日焼け止めを使っているかと思います。

メンターム サンベアーズ

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メンターム
¥268
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  • サラサラ度:
  • 肌に馴染む度:
  • 使いやすさ:

学生でお金があまりなかった頃によく買っていた日焼け止めです。安いお店では300円ほどだったので貧乏学生の私はかなり使っていました。

ただしこれ、かなりお肌がガサガサになる印象です。ベタつきも気になるくらいにはあります。安い日焼け止めによくある、ちょっとヌルっとした使い心地に感じました。

ビオレ さらさらパーフェクトミルク

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ビオレ
¥400
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  • サラサラ度:
  • 肌に馴染む度:
  • 使いやすさ:

まだまだベタつく日焼け止めが多かった時代にこのさらさらパーフェクトミルクが発売されたときは、かなり衝撃でしたね。

日焼け止めなのにベタつかないどころか、塗った方がサラサラになる!と驚いたものです。

それくらい肌がサラサラになります。ただしさらさらにするためのパウダーが衣服やバッグにつきやすいのが難点

黒い服を着ていたときにさらさらパーフェクトミルクを使ったら、服のあちこちに白い粉がついて大変でした。あと使っていくうちに蓋の周りに白い粉が固まっていくのも気になりました。

使うときは明るめの服推奨です。

スキンアクア スーパーモイスチャージェル

  • サラサラ度:
  • 肌に馴染む度:
  • 使いやすさ:

ジェル状の日焼け止めとして大ブームを巻き起こしたスキンアクアは今もとても人気ですね。

ジェルなので肌がベタベタしないのが何よりの特徴。でもちょっと肌なじみが悪いかな…というのが正直な感想です。

塗っても肌の上でジェルが弾かれている感じがあるので、重ね塗りには向かない商品だと思います。

さらっと塗りたい方向けですね。

ビオレ アクアリッチウォータリーエッセンス

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ビオレ
¥698
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  • サラサラ度:
  • 肌に馴染む度:
  • 使いやすさ:

これは私がかなり気に入っている日焼け止めです。500~600円くらいで買えて、しかも使い心地よし!

ジェルに近い使い心地なので肌が重たくならずに塗れます。しかも肌が日焼け止めを弾く感じもないので、重ね塗りもしやすいですよ。

ビオレ アクアリッチウォータリージェル

  • サラサラ度:
  • 肌に馴染む度:
  • 使いやすさ:

アクアリッチウォータリーエッセンスと激似のこちらの商品も使ったのですが、正直エッセンスとウォータリージェルとの違いはあまりわかりませんでした。

ですがウォータリージェルの方が少しだけ水分量が多くてみずみずしいかなと感じました。

どちらを選んでも使い心地は満足の商品です。

アリィー エクストラUVジェル

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ALLIE(アリィー)
¥1,880
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  • サラサラ度:
  • 肌に馴染む度:
  • 使いやすさ:

ちょっとお高い日焼け止めのアリィー。はじめて使ったときは「日焼け止めなのに塗っても肌がガサガサにならない!」と感動したあの瞬間は忘れられません。

アリィーの日焼け止めは何種類かありますが、中でもこのアリィー エクストラUVジェルがドラッグストアでもかなり人気でした。

肌が重くならないのに紫外線から守られているという安心感が大好きです。

アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク

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アネッサ(ANESSA)
¥2,250
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  • サラサラ度:
  • 肌に馴染む度:
  • 使いやすさ:

なんだかんだ安定して人気です。日焼け止めのにおいも少なくて肌もガサガサにならない。かといってヌルヌルもせず使いやすいと感じました。

日本人だけでなく海外の方にも大人気の日焼け止めです。



日焼け止めを利用シーンから選ぶ

日焼け止めは何のために、どういう環境で使うのかによって選ぶべきものが変わります。

  • 洗濯物を干すときに使いたい
  • お出かけするときに使いたい
  • ガッツリ海やプールに行くときに使いたい

使用するシーンに合わせてSPFやPAの値を選ぶことが大切です。

  • 「SPF」・・・肌を赤くする原因となるUVBによる影響を防ぐ指標。SPF50なら紫外線が当たってから日焼けするまでの時間を、日焼け止めを塗っていないときと比べて50時間遅らせる。
  • 「PA」・・・シワやたるみの原因となるUVAをどれだけ防げるか表したもの。「+」の値が多いほど防御力が高い。「PA+」~「PA++++」まである。

洗濯物を干すなど、ちょっと外に出るとき

洗濯物を干すのにかかる時間は10~15分ほどではないでしょうか。30分も1時間も外で干している方はあまりいないと思います。

このようにちょっとした用事で外に出る場合、SPFの値は低いもので十分です。

SPF方の値が高ければ高いほど紫外線を防ぐ効果も高いと勘違いしている方も多いのですが、SPFの値は日焼けをするまでの時間をどれだけ遅らせることができるのかという指標です。

日焼けによる影響が肌に出るまで、だいたい15分ほどかかります。SPF2ならこれを30分、SPF10なら150分にまで延長できるわけです。

つまり洗濯物程度であれば最悪SPF2でもなんとかなるんですね。といってもここまでSPFが低い日焼け止めはないのでSPF25~35くらいの日焼け止めを選べば十分でしょう。

無理にSPFが高い日焼け止めを塗っても、肌が重く感じるだけです。

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ユースキン
¥747
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まりも薬剤師
まりも薬剤師
少ない時間でも外に出るときは日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。洗濯物程度の時間であれば目で見てわかるほどの影響はすぐに出ませんが、日々少しずつ紫外線の影響が肌に蓄積しています。

ちょっとそこまで、お出かけするとき

たとえばスーパーまで歩いて行くとき、郵便物を出しにポストまで行くとき、子どもの送り迎えにいくとき。

30分~1時間くらいだけ外に出ることもありますよね。これくらいの時間外に出るときも先ほど紹介したようにSPF25~35程度の低いもので十分です。

海やプール、レジャーで長時間外にいるとき

海やプールに行くときはなかなか日焼け止めを塗り直せない上に、汗や水で日焼け止めが落ちやすいですよね。

このようなときは、SPF50+、PA++++とUVカットの力が強い日焼け止めを使いましょう。もちろん選ぶべきはウォータープルーフの日焼け止めです。(ほとんどの日焼け止めがウォータープルーフですね)

汗や水で日焼け止めが流れてしまうので、最低でも2時間に1回はしっかりと塗り直して使います。

まりも薬剤師
まりも薬剤師

資生堂のBCさんに「海に行くときって日焼け止めはどれくらい塗るべきなの?」と聞いたところ、「1日で60mlの日焼け止め1本使うくらい塗るのが推奨されているよ」と言われていました。ちょうどアネッサの大きい方が60ml入りですね。本当に焼けたくない方は1本なくなるくらい塗るのがベストのようです。

日焼け止めの使い方で選ぶ

日焼け止めとひとくちに言ってもスプレーや塗るタイプ、パウダータイプなどいろいろありますよね。

これらの使い分けをご紹介します。

塗る日焼け止めは通常使いに

ジェルやミルクタイプの塗る日焼け止めは、出かける前にしっかりと塗り込むのに適しています。

まりも薬剤師
まりも薬剤師
メイクをするときは日焼け止め→化粧下地→ファンデーションの順番で塗ります。化粧下地の上から日焼け止めを塗ると、日焼け止めがしっかり肌に密着しないので効果が半減します。

日焼け止めの塗り直しにはスプレーやパウダーが便利

日焼け止めをボディーへ塗り直すときはどのアイテムでも構わないのですが、メイクをしたお顔に塗り直すとなれば話はまた別。

メイクの上から日焼け止めを塗り直すなら、以下のうちどれかの手順で塗り直します。

  • メイクを落としてから日焼け止めを塗り直す
  • SPF効果のあるファンデーションでお化粧直しをする
  • パウダータイプの日焼け止めを使う
  • スプレータイプの日焼け止めを使う

1番楽でしっかり紫外線を防げるのはスプレーを使う方法でしょう。汗や油分を取ってから日焼け止めスプレーを軽く吹きかけて使います。

日焼け止めパウダーもありますが、スプレーと比べると簡単に落ちやすいので焼けたくない方はスプレーの方がオススメ。

まりも薬剤師
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プライバシー
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人気の日焼け止めから選ぶ

とにかく人気の日焼け止めが欲しい!という方はこちらを参考にしてください。

ドラッグストアで実際に働いていた私が人気の日焼け止めをご紹介します。

人気ランキング5位 サンカット プロテクトUVスプレー

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サンカット
¥793
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簡単に日焼け止めを塗り直したいときにスプレーは便利ですよね。サンカットのスプレーはお値段もリーズナブルで人気の商品。

白残りしにくいので、髪の毛のUV対策やメイクの上からでも使いやすいですよ。

人気ランキング4位 スキンアクア スーパーモイスチャージェル

とにかくサラッとした使い心地で人気の日焼け止めです。日焼け止めを塗った後に肌が重くなる感じが苦手な方にオススメ

人気ランキング3位 アリィーエクストラUVジェル

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ALLIE(アリィー)
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お土産でも人気のアリィーは、アネッサよりも気持ち使用感が軽めです。SPFもPAの値も最大値なのでガッツリ紫外線を浴びるときに使う方が多いですね。

人気ランキング2位 アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク

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アネッサ(ANESSA)
¥2,250
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金色のパッケージ、そして資生堂ブランドということもありアリィーよりも人気がやや上のアネッサ

私が働いていたとき、海外のお客さんが一気に20個も買っていってびっくりした経験があります。

人気ランキング1位 アクアリッチウォータリージェル・エッセンス

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ビオレ
¥698
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1位はこれ、アクアリッチのシリーズ!ウォータリージェルもエッセンスも変わらないくらい売れています。

低価格帯の日焼け止めでここまでの塗り心地を実現しているのはすごいです。

こちらも海外の方がお土産用にカゴいっぱい買われていました。

紫外線プチコラム

最後に、紫外線対策について知っておいてほしいことをプチコラムとしてまとめましたので、こちらもぜひご覧ください。

屋内にいても紫外線を浴びている

外に出ないから安心と思っていませんか?実は家の中にいても紫外線を浴びています。

ご自宅の窓ガラスやカーテンがどれくらいUVカット効果があるのかにもよりますが、外で浴びる紫外線の10%くらいは家の中でも浴びています。

飲む日焼け止めだけで紫外線対策をするのはNG

ここ最近出てきた飲む日焼け止め。飲む日焼け止めは主に抗酸化作用のある成分が主に配合されています。

抗酸化作用によって紫外線の肌ダメージを減らすものですね。

正直に言って飲む日焼け止めが塗る日焼け止めと同等に紫外線を防いでくれるとは考えられません。

アメリカ皮膚科学会からも飲む日焼け止めを塗る日焼け止めの代わりに使用しないよう、注意が出されています。

飲む日焼け止めはオマケ程度で使いましょう。

多くの方は日焼け止めを塗る量がたりていない

日焼け止めに記載されているSPFは、皮膚1平方センチメートルあたり2mg塗ったときの効果です。

わかりやすく例えると、手のひらに日焼け止めを500円玉大くらい出した量が顔全体に塗る量となります。

500円玉大ってけっこうな量です。こんな量を塗ったら顔が真っ白になるのでは?!というくらい量があります。

つまり普段私たちが塗っている日焼け止めの量はとても少ないということ。だから小まめな塗り直しが大事なんですね。



まとめ

日焼け止めは使い心地や、どういったシーンで使うのかによって上手に使い分けましょう。いくら肌を守るためとはいえ、合わない日焼け止めを使い続けるのはとてもストレスです。

実際にどの日焼け止めがドラッグストアで売れているのかもご紹介しましたので、そちらも参考にピッタリの日焼け止めを見つけてくださいね。