日々の暮らし

【通称】私の母にはパトロンがいる【ジジイ】

ところで、いきなりだが私の母にはパトロンがいる。タイトルの通りだ。自分の親にパトロンがいるなんて境遇、滅多にないだろう?

だから今日はちょっとだけ、母親のパトロンについて語らせてほしいんだ。

出会ったキッカケとは?!母とパトロンとの出会い

まず、パトロンというのがどういう意味なのかを説明させてほしい。

Google先生によると、以下のような意味らしいので、知らなかった人は覚えておくと、後で良いことがあるかもしれない。

(特定の芸術家・団体・主義などの)経済的な後援者。保護者。転じて、芸者などの旦那(だんな)。

うちの母の場合、「経済的な後援者」というのに当たる。欲しいものをねだれば、だいたいのモノは買ってくれるのだ。バッグやペット、おいしい食べ物、家具…あらゆるモノを買ってもらえる。

「なんでも買ってくれるだってぇーーーー!?ウラヤマ!」と思わずにはいられない。正直、羨ましい。なお、私のパトロンは現在募集中である。万が一、パトロンになってくれる者がいたら遠慮なく名乗り出て欲しい。

念のため、欲しいものリストを貼っておく。覗いてくれると素直に嬉しい。もう一度言っておくが、遠慮は不要だ。

母とパトロンの出会いは今から逆上ること10年以上前…

何でも欲しいモノを買ってくれるパトロン。みんなもパトロン欲しいだろう?だって、お金がなくてもパトロンにねだれば、何でも手に入るんだ。こんなに素晴らしいことはない。

「でも、一体どうやったらパトロンと出会えるんだい??なあ?」と思っている人が、これを読んでいる人の10割くらいはいると思う。だから、パトロンと母の馴れ初めを説明しておこう。

どうやって出会ったのか…

それは分からない。

そう、分からないのだ。なぜなら、母とパトロンが出会ったころ、母は家にいなかったからだ。ちょっと暗い話になるが、母は私が中学生のころに突如として行方不明になった。そう、家出してしまったのだ。

ドラマみたいな話だが、学校から帰ると母からの手紙がテーブルの上に1枚置かれているだけで母自身もいなければ、母の所持品もほとんどなくなっていた。私はこの家出期間に母がパトロンと出会ったのだと見ている。

というかむしろ、パトロンという相手を見つけたからこそ家出をしたのだろう。

とまあ、そういうことで詳しい馴れ初めは残念ながら分からない。ちなみに、家出前の母は九州に住んでいて、パトロンは関西に住んでいる。ご近所で顔を合わせて知り合ったなんてことは100%ありえない。

パトロンの家に住み込む母

母が家出している間、おそらくだがずっとパトロンの家に住んでいたのだと思われる。悪いが、母が家出していた期間のことは誰も詳しくは知らないから“思われる”という表現しかここではできない。スマンが詳しくは語れないのだ。

家出から帰った母が「まだ持って帰って来ていない荷物を送って貰わなきゃ。」と言って、どこからか荷物を送ってもらっていたのが、それが、パトロンと母が一緒に住んでいたという証拠になった。発送元がパトロンの名前だったのだ。

3年ほどパトロンの家で生活した母は、ある日突然、家に戻ってきた。母が家出している間、私は父親と暮らした。女性なら分かるだろうが、良く考えてほしい。年頃のレディー(当時、高校生)が母親抜きで父親と暮らすなんて、何て酷な環境なのだろうか。今思い出しても胃がひっくり返りそうである。

この3年の間に母と父はいつの間にか離婚。いつ離婚したのかはいまだに知らない。

ジジイがうちに来るってよ

母が家出から戻って来たので、私は父ではなく母と暮らすようになった。それから数ヶ月後、母親は突如こんなことを言い出した。

「ジジイがうちに来るってよ。」

んんん?ジジイって誰やねん。って全力で顔で訴えていたと思う。同様の疑問がのど元まで来ていて、誰かが私をポンっと軽く叩くだけでこの疑問が口から飛び出してしまいそうなほど、直前までこみ上げていた。だけど、何となく聞いてはいけない気がして、ツバを飲み込んで聞くのをガマンした。

なんでガマンしたんだろう。この気持分かる人はいるだろうか。何となく、触れてはいけないような気がして聞けなかったのだ。物すごく知りたいことなのに聞けなかったのだ。

ジジイと初対面

結局ジジイは我が家にやってきた。

「あら、どうも。」

ジジイの第一声だ。関西の方からはるばる来たらしい。なるほど、家出中に一緒に住んでいた男か。そう、つまり、ジジイ=パトロンである。良くわからないが私と母とジジイとで、とある観光地の旅館に泊まることになった。

ここで登場するジジイがつまり、パトロンのこと。

ジジイ=パトロン

 

宿代は1泊2日で3人分で6万円くらいはした。もちろんお支払いはジジイ

道中のお土産もいろいろ買ってもらった。もちろんお支払いはジジイ

あれもこれも、お支払いはジジイ

なんだか良くわからないジジイだが、とにかくお支払いはジジイ

ジジイ最高。ジジイ金持ち。

母が今までにジジイに買ってもらったもの

ジジイは母のパトロンである。頼めば何でも買ってくれる。なぜ買ってくれるのかはいまだに分からない。

「いったい、今までに何を買ってもらったんだい?」

気になる方も多いだろう。ということで、うちの母が今までにジジイに買ってもらったものを、知っている限り、覚えている限り書いていこう。

母がジジイに買ってもらったもの

なんだよ!大したことないな!って思った人。一言、お断りをしておくと、ジジイは何十万円も何百万円もするものをドーーンっと買ってくれる人ではなく、そこそこのものをそこそこ買ってくれるパトロンなのだ。つまり、日頃のちょこちょこ買いに特化したパトロンなのである。

直近だとコストコで5万円分くらいは買ってもらっていた。

ところで、母にパトロンがいることで娘の私も何か恩恵を受けているのでは?とお考えの勘のするどい人はいるだろうか?正直に話すと、ご想像通り、多少の恩恵は受けている。

私がジジイに買ってもらったもの

買ってもらったもの、というかお金を出してもらったものを覚えている限り書いていこう。

だいたいこんな感じ。なぜほとんど他人の私に30万円もする教習所代を払ってくれたのかはナゾ。でもありがとう、ジジイ。

ジジイと母の関係性

ここで一回、二人の関係性について整理しておこう。

  • 3年ほど一緒に暮らしている
  • お互い独り身同士
  • 年に数回はジジイが母の家に来て泊まっていく
  • 二人でお泊り旅行も数回

これらのことを鑑みるに、「彼氏か?それとも新しい父親候補か?」としか思えない。

でも、どうやらどちらも違うらしい。「ジジイが新しい父親になったら一緒に暮らすんだよね?!ね?!私、気まずくない??」って心配していたのはムダな心配に終わった。

「ねえ、一体どういう関係なのよ?」

って母に1度聞いたことがある。だけど「ジジイはジジイだよ。」って言われて終わったので二人の関係は本当に良く分からない。

ただの知り合いでもなく、かといってパートナーというわけでもない。

あくまでも関係は「母とジジイ」

普段の母の暮らし

パトロンが何かモノを買ってくれるのは、年に数回会うときだけだ。それ以外はちゃんと自分で仕事をして自分のお金で生活をしている。たまに、郵送でアマイモノやらウマイモノとかを送ってくれるが、原則は自分の力で生活している。

だから、安心してほしい。ほとんどは自力で生きている。

ただ、年に数回会うときは別だ。母親はあちこちジジイと行っていろいろと貢いでもらっている。ちなみに、私からジジイに直接あれが欲しいこれが欲しいとねだることはなく、ほとんどはおこぼれである。

まとめ:パトロンと母の関係はこれからも続く

子どもを見捨ててジジイと二人で暮らしていた、という事実があることから、初めはこの二人の関係には正直、嫌悪感を抱いていた。しかし、今は違う。

母親は50歳。ジジイはいくつか不明。どちらもパートナーのいない独り身。お互い子どもは家を出て暮らしているので常に一人。死ぬまで一人で生きていくなんて寂しいだろう?

でも母にはジジイがいる。ジジイには母がいる。

普段は遠く離れたところで生活をしているが、年に数回はあちこち二人で旅行に行って楽しいんでいるのだ。お互いがお互いの寂しさを紛らわせることができるのであれば、横から手を出さずにそっと見守っておくべきではないだろうか。

孤独な生活を送るよりかは、そちらの方が楽しいに決まっている。だから、ジジイと母よ、このまま仲良くしておいてくれ。

私はおこぼれを待っている。

 

最後にもう一度、言っておくが、私のパトロンは常に募集中だ。

欲しいものはいくつかあるのでリストにまとめた。では、最後まで読んでくれてありがとう。