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風邪薬「コルゲンコーワIB」の違いを比較!効果や成分を解説

カエルのキャラクターでお馴染みのコーワから販売されているコルゲンコーワIBのシリーズは、風邪の症状をしっかり抑えたい方に人気の総合風邪薬です。

現在は次の3種類が販売されています。

・コルゲンコーワIB錠TXα
・コルゲンコーワIB透明カプセルαプラス
・コルゲンコーワIB2

公式サイトを見ても「発熱、のどに」のように書かれているため、違いがわからずどれを購入するべきか迷ってしまうものです。

「自分に合うのはどれ?」
「よく効くのを購入したい」

このような方に向けて今回は、コルゲンコーワIBシリーズの効果や成分の違いを詳しく解説します。

岡本

この記事を読むことで、自分の症状にぴったりのコルゲンコーワIBを選べるようになりますよ。

コルゲンコーワIBの有効成分の違い

コルゲンコーワIBのシリーズは、15歳以上から使える風邪薬です。

小さな子供は使えないため、風邪薬のなかでも効き目が高いほうだといえます。どのコルゲンコーワIBを選んでも高い効果が期待できますが、成分を詳しく見るとそれぞれ特徴があるのです。

コルゲンコーワIB錠TXαの有効成分

成分名成分量(1日量)効果
イブプロフェン600mg熱とのどの痛みをやわらげる
トラネキサム酸750mgのどの腫れと痛みを取る
アンブロキソール塩酸塩45mg痰を出しやすくする
d -クロルフェニラミンマレイン酸塩3.5mg鼻水や鼻づまり、くしゃみを抑える
ジヒドロコデインリン酸塩24mg咳を鎮める
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg気管支を広げて咳を鎮める
無水カフェイン75mg頭痛を鎮める

コルゲンコーワIB錠TXαは、熱やのどの痛みに対して高い効果が期待できる風邪薬です。

解熱鎮痛効果の高いイブプロフェンが一回量あたり最大量となる200mg配合されています。また、炎症を抑える働きがあるトラネキサム酸も配合されているため、とくにのどの痛みが気になる方に向いている商品です。

そのほか、鼻水や咳に対してもしっかり抑えてくれる成分が配合されています。

コルゲンコーワIB透明カプセルαプラスの有効成分

成分名成分量(1日量)効果
イブプロフェン600mg熱とのどの痛みをやわらげる
アンブロキソール塩酸塩45mg痰を出しやすくする
d -クロルフェニラミンマレイン酸塩3.5mg鼻水や鼻づまり、くしゃみを抑える
ジヒドロコデインリン酸塩24mg咳を鎮める
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg気管支を広げて咳を鎮める
無水カフェイン75mg頭痛を鎮める


コルゲンコーワIB透明カプセルαプラスは、熱や頭痛に対して高い効果が期待できる風邪薬です。

解熱鎮痛効果のイブプロフェンが一回量あたり最大量となる200mg配合されています。液体カプセルになっているため、速く溶けて速く効き始めることが特徴です。

コルゲンコーワIB錠TXαとは違い、炎症を抑える働きがあるトラネキサム酸は配合されていません。そのためのどの痛みに対しての効果はコルゲンコーワIB錠TXαより劣ります。

しかし、それでもイブプロフェンが最大量入っているので十分に効果は期待できるでしょう。

コルゲンコーワIB2の有効成分

成分名成分量(1日量)効果
イブプロフェン400mg熱とのどの痛みをやわらげる
d -クロルフェニラミンマレイン酸塩2.5mg鼻水や鼻づまり、くしゃみを抑える
ヨウ化イソプロパミド5mg鼻水や鼻づまり、くしゃみを抑える
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物48mg咳を鎮める
dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg気管支を広げて咳を鎮める
無水カフェイン75mg頭痛を鎮める

コルゲンコーワIB2の有効成分は、服用回数が1日に2回で済むタイプの風邪薬です。

1日量あたりだとイブプロフェンの量が400mgとなっているためほかのコルゲンコーワIBより量が少なく見えますが、一回量あたりは200mgとなっています。

イブプロフェンは解熱鎮痛効果に優れているため、熱や頭痛、のどに対して高い効果が期待できるでしょう。

有効成分の違いまとめ

商品名効果コルゲンコーワIB錠TXαコルゲンコーワIB透明カプセルαプラスコルゲンコーワIB2
画像
イブプロフェン熱とのどの痛みをやわらげる600mg600mg400mg
トラネキサム酸のどの腫れと痛みを取る750mg
アンブロキソール塩酸塩痰を出しやすくする45mg45mg
d -クロルフェニラミンマレイン酸塩鼻水や鼻づまり、くしゃみを抑える3.5mg3.5mg2.5mg
ヨウ化イソプロパミド鼻水や鼻づまり、くしゃみを抑える5mg
ジヒドロコデインリン酸塩咳を鎮める24mg24mg
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物咳を鎮める48mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩気管支を広げて咳を鎮める60mg60mg60mg
無水カフェイン頭痛を鎮める75mg75mg75mg
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コルゲンコーワIBの効果を三段階評価で比較

成分だけを見ると、コルゲンコーワIBのシリーズはどれも熱やのどの痛みに対して高い効果が期待できることがわかります。

とはいえ、これだけだとそれぞれの違いがまだわかりづらいのが現状です。

そこでコルゲンコーワの効果を症状別に三段階で評価してみました。

  • よく効く→◎
  • 効く→○
  • まあまあ→△

以下に一覧表としてまとめていていますので、こちら参考にしてみてください。

商品名コルゲンコーワIB錠TXαコルゲンコーワIB透明カプセルαプラスコルゲンコーワIB2
画像
熱・頭痛よく効くよく効く効く
のどの痛みよく効く効く効く
鼻水・くしゃみ効く効くよく効く
鼻づまり効く効く効く
よく効くよく効く効く
よく効くよく効く効く
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岡本

こちらの評価は、私が成分を見て個人的につけたものです。効果には個人差があるので、参考までにご覧ください。

コルゲンコーワIBの効能効果の違い

コルゲンコーワIBの効能効果は、種類によらずどれも同じです。

のどの痛み、発熱、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、せき、たん、悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛みの緩和

どれを選んでも、風邪の代表的な諸症状すべてに効果を発揮します。

コルゲンコーワIBの選び方

配合成分が似ており、効能効果がまったく同じコルゲンコーワIB。

どれを購入したらいいか迷っている方は、次のポイントを参考に選んでみてください。そうすることで、あなたの症状や生活スタイルにぴったり合った風邪薬を選べるようになります。

のどの痛みがとくに気になる方

いろいろな風邪の症状があるなか、とくにのどの痛みがつらいと感じる方には「コルゲンコーワIB錠TXα」がよいでしょう

鎮痛効果のあるイブプロフェンが最大量配合されていることに加えて、炎症を抑える働きのあるトラネキサム酸も配合されています。

コルゲンコーワIBのシリーズでトラネキサム酸が配合されているものは、こちらのコルゲンコーワIB錠TXαのみです。

のどの痛みのほか、咳や痰、鼻水などにも効果を発揮します。

岡本

コルゲンコーワIBのシリーズのなかで、もっとも成分が充実しているタイプです。

即効性を求める方

できるだけ速く効果を実感したい方には「コルゲンコーワIB透明カプセルαプラス」がよいでしょう。

液体カプセルになっているので、飲むとすぐに溶けて効果を発揮します。

溶けるまでの時間がほかのコルゲンコーワIBより短いことが大きな特徴です。

岡本

「今すぐ症状をなんとかしたい」という方に向いているお薬でしょう。

1日2回のタイプがよい方

「お昼に飲み忘れてしまう」「学校や仕事場では薬を飲みにくい」という方には、朝と夜だけ飲む「コルゲンコーワIB2」がよいでしょう

カプセル内に速く溶ける顆粒とゆっくり溶ける顆粒の2種類が入っているため、1回の服用で効果が長く持続します。

岡本

朝と夜の2回だけ飲めばよいので、飲み忘れの心配がありません。外出の予定がある方も服用を続けやすい風邪薬です。

眠気が気になる方向けの風邪薬

風邪薬といえば、どうしても眠気の副作用が出てしまいます。

しかし、眠くなっては困る場面も多いですよね。学校や仕事、試験などでウトウトしてはいられないこともあるでしょう。

そのような方にぴったりなのが「新ルル-A錠s」です。

風邪薬を飲むと眠くなるのは、ほとんどが抗ヒスタミン薬といって鼻水やくしゃみを止める成分の作用によるものです。

新ルル-A錠sに配合されている抗ヒスタミン薬は、眠気が比較的出にくいものが使われています。そのため、眠くなりにくい風邪薬を探している方でも使いやすいお薬です。

まとめ

コルゲンコーワIBのシリーズは、どれも解熱鎮痛効果が高いイブプロフェンが配合されています。そのため熱やのどが気になる方に向いています。

どの種類を購入したらよいか迷っている方は、次の基準で選んでみてください。

チェックポイント

・のどの痛みがとくに気になる方→コルゲンコーワIB錠TXα
・即効性を求める方→コルゲンコーワIB透明カプセルαプラス
・1日2回のタイプがよい方→コルゲンコーワIB2

試験勉強や仕事があり、眠気が来ると困る方は眠気が出にくい成分が配合されている「新ルル-A錠s」も検討してみてください

岡本

コルゲンコーワIBのシリーズはどれも成分が充実していますが、特徴にやや違いがあります。自分の症状や生活に合ったものを選んで、体を楽にしてあげてくださいね。